脳卒中後に手と指の動きを取り戻すには、着実で課題中心の練習が必要です。自宅でできる安全な運動と、それが日常動作や書字へどうつながるかを紹介します。
脳卒中のあとは、手や腕の力が弱くなる、協調が低下する、感覚が変わる、動作の計画やタイミングが難しくなる、といったことが起こりえます。ボタンをとめる・食器を持つ・書くといった細かい作業は、力・器用さ・コントロールが協調して働くことに支えられているため、わずかな変化でも日常生活に大きく響きます。心強いのは、脳は再学習できるということです。繰り返しの、課題中心の練習が脳卒中後の手のリハビリの核心です。
始める前に、とくに痛み・こわばり・痙縮があるときは、理学療法士または作業療法士に相談してください。机に向かって体を安定させて座り、前腕を机に置いて、無理のない範囲で行い、動かして痛むときは中止します。少しずつこまめに行うほうが、長く疲れる一回よりも勝ります。
これらは一般的な手法であり、個別のプログラムではありません。セラピストがあなたに合わせて調整できます。
手をやさしく開いて閉じ、指を広げて寄せ、手首を上下や円を描くように動かします。手がとても弱いときは、反対の手で動きを導きます。
さまざまな大きさの物(スポンジ、カップ、ボール)を握って離す練習をします。柔らかいボールやパテを握り、ゆっくり離すと、両方向の力とコントロールが育ちます。
各指の先を順番に親指につける、硬貨やボタン、乾いたパスタなどの小さな物を拾って容器に入れる、ページやカードをめくる。こうした動きが、書字に必要な精密な動きを組み立て直します。
手を実際の作業の中で使いましょう。カップを重ねる、布をたたむ、ボタンをとめる、硬貨を扱う。取り戻したい動作そのものを練習することは、もっとも効果的な方法の一つです。
ReWrite は文字・単語・文の練習を、少しずつ積み上がるガイド付きのなぞり書きに変えます。あなたの言語の文字で、20言語に対応。無料デモがあり、アカウントもダウンロードも不要です。
ReWrite を見る →理学療法士や作業療法士は、手と腕を評価し、あなたに合わせたプログラムを組み、こわばり・痛み・むくみへの対処を助言できます。紹介はかかりつけ医や脳卒中チームに頼めます。突然、新たな筋力低下や変化が現れたときは、すぐに相談してください。
このガイドは一般的な情報であり、医療上の助言ではなく、いかなる疾患の診断や治療も行いません。必ずご自身のリハビリチームの指示に従ってください。Stroke Sight と ReWrite はウェルネスを支えるツールであり、医療機器ではありません。